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2015年05月30日

真夏の昼の夢

2014年 9月19日 金曜日。

沖縄の愛するリゾート「ザ・ブセナテラス」をチェックアウトして後にしたのが正午過ぎ。
この日は那覇まで戻ります。
そして今夜は最後の一泊。
楽しい2014年の沖縄旅も、あと24時間とちょっとになってしまった。。。

さて、ブセナを出てすぐいきなりの雨。
この日も天気予報は晴れだったから、やがて上がる片降りだと思われるけど結構な本降りになってしまいました。
ブセナから名護方面に向かって直ぐに現れる「喜瀬ビーチパレス」。こちらのホテルの1階にあるコンビニに主人が立ち寄り、わたしと娘は車中で土砂降りをやり過ごし・・・雨に煙る万国津梁館をぼんやり見つめておりました。
でもその後許田インターに入る頃には雨雲も通り過ぎてくれたので、那覇方面に向かう高速でのドライブは快適なものになりそうな予感。


・・・西海岸に別れを告げ、レンタカーは許田インターから本島を縦断する山道に。ぐぃぃ~んとスピードを上げて高速道を滑らかに走ります。
直に「宜野座インター」を告げる標識が現れて、わたしたちの車は金武湾を望む東海岸側に出たことが分かります。
左手遠方に青い海が光っているのが、流れる車窓から確認できる快適ドライブ。
でも時折バラバラバラバラ・・・という不穏な爆音が聞こえるのは、頭上を飛ぶ米軍機か、ヘリコプターか・・・。

そう、沖縄にはブセナのような麗しいリゾートもあれば、全く別の顔も存在する。
・・・このまま那覇へ行く前に、ちょっと立ち寄りたいと思っていたのがまさにそんな金武の街。
長年そう思いながらなかなか機会のなかった金武訪問。今年は金武インターで一旦降りて寄り道を。


インターを出てすぐ、329号線を戻る形で北上。右手には道路に沿って青い海。金武湾です。
目立つ高いビルの少ない、小さい金武の街に入りました。それでもコンビニやマックスバリューが道沿いに並び、生活の匂いがそこかしこに。
・・・今回は金武訪問といっても、有名なタコスやタコライスを食べる、といった明確な目的があったわけではありません。
ただキャンプハンセンの御膝元、そして独特な雰囲気を醸す金武の街の空気に触れてみたかっただけなんです。
やがてわたしたちのレンタカーは「金武新開地」に入り、明らかに空気の色合いの異なる、所謂「社交街」を徐行して進んで・・・。
邪魔にならない路肩を見つけて駐車し、新開地を自分の足で歩いて見て回ります。




真夏の昼の夢


探すまでもなく、有名過ぎる「キングタコス」に出くわしました。。



金武といえば「タコス&タコライス」。
ブセナの朝食で満たされて、この時はお腹いっぱいでとても食べれそうになく断念・・・。ボリューミーなことでもよく知られているしなぁ。次には空腹状態で狙って来ないと・・・などと考えながら街を散策。気になった建築物や看板などをカメラに収めて歩きます。
呑気な散策なんだけど、次第にどことなく緊張感が漂うのは、この街の歩んできた歴史と空気がなせる技か。



真夏の昼の夢

時刻は午後1時前。人通りがほとんどなくひっそり。






真夏の昼の夢

前方に星条旗と日の丸を掲げたゲートが見える。もしかしたらこれがキャンプハンセンへの「ゲート1」なんだろうか。






真夏の昼の夢

よく言われていることだけど、「キングタコス」と「パーラー千里」、どちらがタコライスを始めに考案した店なのか。お互い兄弟店とも聞いたことがありますが・・・。






真夏の昼の夢

多国籍なレストランや横文字メニュー表示が目を引きます。








真夏の昼の夢

内地ではまず目にしないドル表記。なかなか興味深いなぁ。








真夏の昼の夢


何の違和感もなくこの街に溶け込んでる・・・。






真夏の昼の夢

今でも夜な夜な海兵隊が遊ぶんだろうか。






真夏の昼の夢

50・60年代のアメリカを想起させる絵柄のペインティングが街のベンチに。




USJなどのテーマパークや造られた架空の街ではない、実際の生活の場。・・・ここに暮らす方にとっては何でもない日常であるのに、旅行者のわたしからしたら、異国に迷い込んだかのような違和感。映画のセットの中にでもいるような非現実感。
昼下がりなのに人通りも妙に少なく、ひっそりと息をひそめたような街の雰囲気に、余計妄想を掻き立てられます。







真夏の昼の夢

異様な存在感を放つ。色褪せたその様に、在りし日の華やかなりし姿を想像してみる。今でも夜にはオープンするのかしら・・・。







真夏の昼の夢

これまた趣あるライブハウス。告知チラシが貼られており現役のよう。(注・娘によりアプリ加工が施されております。)







真夏の昼の夢

と思ったら・・・日本語で、暫くお休み・・・って表記が。練習って出演者が?




この人気のない、しんとした基地の街を歩き回っているうちに、ふと白昼夢でも見ているのではないか・・・そんな気になってしまいました。
はっと我に返り、振り返って、娘はどこに?ときょろきょろ・・・あ、いた。
え、でも誰かに向かって大きく手を振ってる。知り合いなどいようはずもない金武の街で!?
一体誰に・・・と娘の手を振る方向に眼をやると、先程の星条旗と日の丸がデザインされたゲートの向こうから一台の軍用車両が出てくるところでした。
軽く2階立建造物の高さはあろうかという巨大な軍用車両。その上の方の運転席から2人の海兵隊員が娘に手を振っているのが見えました。


・・・。
これが、相手が車に乗っていなくて徒歩で娘に近づいていたなら・・・。

海兵隊員さんは、この街にそぐわない、異邦人のような小柄な娘が、iPhoneで撮影しながら歩いている姿に興味を感じたのでしょうか。

・・・駐在する米兵の中でも、海兵隊は気が短くて荒い、と聞きます。夜の金武の社交街は、絶対女だけで歩いてはいけないとも。
みんながみんな危険人物だなんて思いたくはありません。フレンドリーで優しい隊員さんも多くいることでしょう。
でも、実際私たちの目の前に体格の大きな軍人さんが現れたら、きっと身構えてしまいそう・・・。

わたしたちが歩いたこの時間、社交街は眠ったようにその本当の姿を隠したまま。
斜陽化が進んでしまったとはいえ、未だに夜の街には国籍不明の猥雑で妖しい空気が張りつめているのだろうか・・・。


その後レンタカーに戻り、那覇を目指す高速に入るべく再び金武インターへ。
社交街を離れた金武町の住宅街には、名産の田芋と思われる畑や学校、、最近建ったばかりのような、瀟洒でモダンな沖縄住宅が建ち並んでいました。

基地と生活の場と煌めく海と・・・。
アンバランスなようで、それでも共に生きる調和、と言っては語弊があるでしょうか?

沖縄には、色々考えさせられる場所が、いつ訪れてもたくさんあります。



                                                                        
真夏の昼の夢

娘が撮っていたくだんの一枚がこれ。ほんの一瞬の間の日米交流。



つづく。


                                                                        











Posted by せまるはこがめ at 09:40│Comments(26)
この記事へのコメント
金武町、行ったことないのですよねー・・。
もちろん一度は訪れたいと思っているのですが、
意外と家族のノリがよくなくて・・・。
金武観音寺の豆腐よう、どうしても食べたくて
沖縄の友人に注文してもらい、当時8ヶ月待ちやったかな?
それで手に入れてもらって送ってもらったことが。
実際行けばその場で食べられるはずですよね。
あと勝手なイメージやけど、岩城滉一主演の
「南へ走れ、海の道を!」の撮影現場というか
あの中の映画のイメージが金武町。
懐かしい映画や・・・^^;
Posted by sperrysperry at 2015年05月30日 13:44
タコライス、食べれなかったんだねー。

ボリュームあるからねー(*´∀`*)

この辺りは、沖縄とは違った次元の空間よねー✨

レトロ好きには、モエモエキュンだはずねー❤

   モエモエキュン
   /  ̄ ̄ \
  / _ノ ヽ_  \
 / (● ) (● )  \
.| ////(_人_)////  |
 \       /
 /       \
.| __r—、r—、_   |
 \   (⌒⌒) _ /
    ̄ \\//

いやいや、それにしても毎回思うんですけど

せまるさん、よく覚えてて、再現を小説的に表現出来ることが尊敬しますー(*´∀`*)
Posted by :*:天使ちゃん:*::*:天使ちゃん:*: at 2015年05月30日 19:59
sperryさん

ええ、8か月ですか?
sperryさんもお友達も辛抱強いなぁ(笑)
まさに、忘れた頃に・・・ですね。
でもそれはそれは格別の旨さだったことでしょう。

意外と家族のノリがよくなくて・・・あ、なんとなくわかります(笑)
ウチもですね・・・その金武観音堂だったかな、泡盛を寝かせる鍾乳洞がありません?
そこに一度行って、記念ボトル買おうよ~なんて計画しながら、いつも後回しになっていた金武訪問なんです(笑)
この時も結局、社交街を散策しただけでした・・・(笑)那覇へ行く時間を惜しんじゃって。

岩城滉一さん・・・そいうえば最近お見かけしないな。
その映画は存じ上げませんが、実際金武で撮影された作品・・・ではないんですね(笑)
なるほどイメージですか。でもタイトルから如何にも沖縄を思い起こしてしまいそう。
懐かしい映画・・・青春時代の思い出?(笑)
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2015年05月30日 21:48
天使ちゃんさん

タコライス、諦めました(笑)
元々少食・・・ではないけど割とすぐお腹いっぱいになっちゃうタイプなんですよ。
なかなか胃袋が育たない・・・むしろ歳と共に萎む一方で(笑)

うるま市の北隣が金武町ですよね。
金武の新開地は想像した通りのレトロ&異空間でした。
以前はもっとアメリカ~してたのかなぁ。
昼間はしんと眠った静かな様子。もちろん観光客など他にはいませんでした。
しかし今でも夜になると、その姿を一変させ、独特な異色を放つのでしょうか。

げげっ、天使ちゃんに褒められて嬉しい、でも恥ずかしい。
だってわたしは天使ちゃんのような器用さを持ち合わせていないもの~。
わたしが尊敬するのが、いつも人を喜ばせる為に労を惜しまない天使ちゃんですよ。
天使ちゃん先生の生徒さんになりたいよ(笑)

いえいえ、いつも長くなってしまう私的な記事を読んで下さって・・・わたしは皆さんに感謝しています。ありがとうです。
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2015年05月30日 22:08
こんばんは。

さすがタコライス発祥の地!
たくさんのお店があるのですね~。

そして・・タコライスだけでなく・・
色々と考えさせられました。

せまるはこがめさんの文章は、いつも奥が深くて素敵だな~って憧れます!(私の場合、95%くらいが食べ物の話題・・笑)
Posted by 沖縄大好きLUNA沖縄大好きLUNA at 2015年05月30日 22:22
タコスを金武まで食べに行ったことはあるけど、
夜の金武では遊んだことないなぁ。
遠いからね。
なので、自分もガラ~ンとした新開地しか知りません。
せまるさんと同じ感慨を持ったものです。
Posted by B_islanderB_islander at 2015年05月31日 07:20
せまるはこがめさん
こんにちわ

うんうん
皆さんがおっしゃるように
素敵な文章力ですぅ(*´∀`*)

まるで、小説を読んでいるようです
せまるさん、素敵です
好きです
   ∧_∧ /
  (n#・д・n 好きだ〜
  /  ノ \
  (__)_)

あ、告ってしまった(笑)

この場所は、観光客の方じゃなく
私たちが行ってもやっぱり
独特な、異様な感じがします

昔々にタイムスリップした
感じにもなります

正直・・・
恐い!!!という気持ちに
おそわれて沖縄の私たちでも
夜は行かないですょ

もちろん!
外国の方でもフレンドリーな方も
たくさんたくさんいますけど
・・・

距離感や不信感を感じてしまう
この気持ちが、いつかなくなる
未来になったらいいですね

何の部類もなく手を振った
娘さんの綺麗な心に
感動しました
子供たちは純粋で
素敵ですね~
フォ━ヽ( ▼∀▼)ノ ━!!!!
Posted by cocoaさん at 2015年05月31日 10:19
こんにちわぁ(^^)/

金武町にいかれたんですね?
思いはそれぞれ
オキナワを大切に思ってくれるせまるはこがめさんは
素敵です

外人さんはフレンドリーですよ
同じ人間!勿論基地あるが故の事件もありますが、
抗議集会の行進の人にも手を振ります
何が 正しくて 間違いはなにか?
は わかりませんが、(生活もあるでしょうから)
あってはいけないことは 戦争だとおもいます
その為の施設や手段も 私は必要ないと思います

軍人さんも 命の危険が近づくと 攻撃的になり
犯罪が起こるのでは?と感じます

普段は とっても 優しい方々
事故が合った時に 真っ先に車を止めて助けてくれたり交通整理をしてくれたり
ボランティア行動も定期的にあります。
先日も孫を見て コングラッチレイション と
笑顔で声掛けが出来る
素敵な 方に出会いました。

自己防衛は大事ですが、
相手を信用すると危ない目には逢わない
危険な時は察知できる
キレイな心でいたい
が 私のモットー(笑)

お嬢様は 信用していたから楽しい思い出になったでしょう?

また変なコメントで失礼(^_^;)

とにかく
人類自然 皆兄弟 お互い リスペクトして共存しましょう
がいいた事でぇぇぇす(^_-)-☆
Posted by レインボーハートレインボーハート at 2015年05月31日 13:56
沖縄大好きLUNAさん

キングタコスとパーラー千里・・・。
どちらがタコライス発祥のお店?ってよく言われることですが、結局どちらのお店も入らずじまい(笑)
散策中に見つけて、あ、ここがあの有名なお店~って画像を撮っただけで満足しちゃいました(笑)
空腹だったら食べてみたかったんですけどね。あ、それでもきっと娘と一皿をシェアだな(笑)

いえいえとんでもない~。
わたしに憧れ要素なんてひとつもありませんよ。フツーの主婦でしかないし・・・。
沖縄のお店も新規開拓が進まないし、自分の過去記事読んで、あ、また同じお店行ってる・・・という感じで、記事の内容も感想も似たようなものになっちゃう(笑)
LUNAさんのお店紹介を参考に、次回はどんどん足を運んでみたいなと思います。
でものんびりしててアクティブに動けないんですよ、これがまた(笑)

そうそう、LUNAさんの御地元、柏のブログ拝見しましたよ。
ティーダと掛け持ちで頑張っていらっしゃる!
わたしの愛犬と同じ名の「うらら」さん、素敵なお店ですね。
長年地元で愛されてる喫茶店って、イイものですよね。メニューも昔から変わらなかったり。あったかさがあります。

なかなか柏に遊びに行けませんが、いつの日にかの為に参考にしたいな。
またそちらのブログにもお邪魔させてくださいね。
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2015年05月31日 23:26
せまるはこがめさん、こんにちは。

金武町、行って来たんですね。
せっかくのタコライスとタコス、たべられなかったんですね・・・。それは残念でした。

私たちも時々出かけては、タコライスとタコスを食べます。(半分っこ)
いつも「パーラー千里」の方へ入ります。

近くの公営駐車場付近の町並みですよね。
いつも異国と古い沖縄がミックスされた不思議な空間だと思います。
夜は行ったことがないので、夜はいったいどんななんだろうと、妄想が膨らみますね。

娘さんは、純真で無垢な心の持ち主なんですね~。
その心がいつまでも持ち続けられる社会であると良いですね!
Posted by kazunkazun at 2015年06月01日 10:43
B islanderさん

Bさんは本場金武のタコライス、もしくはタコスを食べたことあるでしょうね〜。
どこまでもお散歩しちゃいそうだし、当然その土地のものは口になさっているでしょう。
でも、夜の金武は…未経験ですか。
まぁお泊まりでもしない限り、お酒呑んじゃったら帰る足が無いですもんね。
代行を使うには遠すぎるし、お金がすごいことになるしで。

でも実際、現在の金武の夜ってどんな感じなんだろう…。静かな昼間とは全く別の顔を見せるのでしょうかね。

そうそう、急に思い出した。
こんな異色の雰囲気たっぷりの金武町に、降って湧いたようなリゾート建設の話が持ち上がっているってホントかな?
そんな感じの土地では無いような気もするし、
また、メジャーなリゾート地にはなって欲しく無いような、勿体無いような…勝手ですが、そんな気持ちを抱いているのですが。
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2015年06月01日 14:03
ココアさん

ひゃあ、ココアさんに告られた…!
これは一大事。
でもこんなトキメキっていつ以来かしら…どきどき(←まんざらでも無い(笑))

でも、でもね、わたしは器用なとこひとつも無いし、ココアさんには勿体無い相手ですよっ。
実際逢ってがっかりされちゃうのが怖くて、カレンベーカリーさんに行けなくなっちゃうじゃありませんか(笑)

ふふふ。でも褒めて下さって幸せです。
近頃家族の誰にも褒められないから(笑)
とんでもない、変な文章で。
こちらこそ、毎度長い駄文を読んで下さってありがとうございます。

距離感や不信感を感じてしまう気持ちが、いつかなくなる未来…
ほんと!その通り。
先入観や間違った考えに支配されずに、自分の目と心で相手の方に接したい。そう思います。

娘に手を振ってくれた海兵隊員さん。
今頃はどうしているのかな。
本文にも書きましたが、そのシーンを目にした時、ちょっとしたびっくりと、気さくな人柄に触れた嬉しさと…
そして、無視せずに手振りで応えた娘にほんわかしました。
相手がもし、普通に声をかけてきたとしても、こちらも同じ親しみを持って接することが出来たらいいな。
疑いなく話が出来たらいいな。

恐らくもう二度と会うことの無い軍人さんとの、ほんの僅かの間の巡り会いでした。
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2015年06月01日 14:24
レインボーハートさん

ありがとうございます。
レインボーハートさんのコメントに深い真実を見つけたような気がします。

ほんとに…何がこの世の善悪か、皆知ってるはずなのに、その境界線が霞んでしまいそうな現在の世の中。
でも、レインボーハートさんが言われるように、絶対間違いない事は戦争は悪だということ。
戦争に繋がる手段も法も、この世にあるべきではありませんね。
なのに、この世には様々な考えのひとがいて、人種や宗教の違いで何故いがみ合わなければならないのか。
世界が複雑になり過ぎました。

そうですね、仰る通り軍人さんも同じ人間。怖いものは怖い。生命の危険が迫ってひとが変わってしまうのかもしれませんね。
遠く本国を離れて沖縄に赴任されている隊の皆さん、
その任務は想像以上に過酷なものかも。

娘に手を振ってくれた軍人さん、
厳しい任務の日常の中で「今日、旅の女の子が街の写真撮ってたよ」って、楽しい話題の一つにでもなればなぁ、と思いました。
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2015年06月01日 14:48
kazunさん

金武町といえば、代名詞のようなタコス・タコライスなのに未食です…。
残念でしたけど、とても胃袋に余裕がありませんでした。かなりボリューミーだとも聞いていましたし。
やはり発祥の地で頂くものは格別かな?今では沖縄中で食べることができるタコライス。
岡山でもかなりメジャーになってきましたよ。(蛸のご飯…と間違えるひとはもうあまりいないかも(笑))
でもいつかはやっぱり本場金武で、その雰囲気に浸りながら食べてみたいですね〜。

kazunさんはタコス・タコライスを半分こなさるんですね。なんだか可愛くて微笑ましいです(失礼かな?)
はい、両方食べたいですもんね。
キングタコスではなくて、千里の方がお好みですか。
なるほど…わたしたちも参考にいたします。

夜の金武社交街に行かれたことある方は少ないですね。
確かに中南部から距離的にも離れていますし、帰りが大変そう。
そうです、公営の駐車場界隈です。しばらく散策してみました。見慣れない看板やペイントにアメリカを感じ、本土には無い雰囲気に圧倒されました。

ありがとうございます。
娘も、ゲートから出てきた軍人さんに手を振ってもらって嬉しかったのかもしれません。
旅の素敵なシーンって、こういう何気無い出逢いにありますね。
沖縄に配属されている軍人さんが戦地に赴くような有事が、世界中に起こらないことをただ祈るばかりです。
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2015年06月01日 15:09
こんにちは(^_^)
昨年の沖縄旅行記、写真を見ながら色々な事が蘇ってきたのでしょうか。
本土の方には不思議な空間に思えるでしょうね。
せまるはこがめさんの写真は雑誌を見ているようで面白いです。
確かに大きな軍用車に乗った軍人さんと遭遇したらビックリするかもしれませんね。
私はコザで生まれ育ち、軍人さんに遊んでもらっていたせいか、優しい印象しかありません。
娘さんの撮った写真は彼女の中でどんな思い出になるのかな?
沖縄の色々な顔を紹介してくださるせまるさん、これからも楽しみにしていますよ。
Posted by メープルメープルメープルメープル at 2015年06月01日 16:11
 金武町も行かれたんですね。 那覇からはなかなか行く機会はないんですが、車で通るたびに異国の感じを受けます。

 きっと復帰前の沖縄って、こんな感じだったんだろうなーって、勝手に想像しております(笑)
Posted by 美江美江 at 2015年06月02日 00:00
メープルメープルさん

家族での沖縄旅行、可能な年は実行し回を重ねてきました。
今書いているのは、去年9月の旅のお話。記憶も朧になってきましたが、不思議なことに…そうなんです、写真を見ていたらその時の情景が思い出されてきてあんな感じだった、こんなことを思った…って。

はい、旅行者の目に、金武は沖縄の中でも異色で魅惑的な街の風景に映りました。
メープルメープルさん、コザのお生まれなんですね。
興味深い、と言ったらまたまた語弊がありますが、コザというだけでなんだか色々想いを巡らせてしまいます。沖縄市と呼ぶよりカタカナ表記の地名の方がしっくりくる、異国情緒を感じる、日本ではまたひとつとしてない街だと思います。
もちろん隅々まで知っているわけではないので、数回訪れた上での印象でしかないのですが。
遊んでくれた優しい軍人さん、今まだ沖縄在住でしょうか。それとも本国に戻られたでしょうか…。
幼い頃の素敵な思い出はメープルメープルさんの宝物ですね。
娘にもフレンドリーな軍人さんとの一瞬の交流が印象深く残ったことでしょう。

色々褒めてくださりありがとうございます。
拙い旅の日記ですが、あともう少し2014年の沖縄旅が続きます。
沖縄の方に読んでいただけるのはとても光栄で有難いことです。感謝!
こちらこそ、メープルメープルさんのブログも楽しみに拝見しております。またお邪魔させて下さいね。
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2015年06月02日 14:07
美江さん

お身体が本調子ではないのにコメント下さってありがとうございます。
1日もはやくお咳が取れますように。

はい、初めての金武訪問でした。
以前から一度は行ってみたかった東海岸の街。
そうですね、那覇からはやはりちょっと距離がありますものね。何かご用事でもないとわざわざ行かれることは少ないかと思います。

その独特な街の様子は…以前に本で見たとおりであり、映画のセットに紛れ込んだかのようでもあり。
ともかく内地ではまず感じることのできない風情でした。これが夜になったらまたその顔を変えるのでしょうか。

そうですね、もしかしたら復帰前の沖縄が、ここ金武には残っているのかもしれませんね〜。
あ、ずっと以前ですが、わたしの記事でご紹介しました写真集「復帰前へようこそ」。
あの本の中で目にしたアメリカだった沖縄が今も僅かに息づいている、そんな感じを金武から受けましたよ〜。
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2015年06月02日 14:26
金武のリゾートの件は、ここからはだいぶ遠い地のハナシです。
米軍提供施設を返還してもらった土地に、
大規模なリゾート計画をしてるとか?
ただ、進展がとても遅いので進んでるのか中断してるのか、
よく分からない...
Posted by B_islanderB_islander at 2015年06月02日 20:25
B islanderさん

あれ、じゃ金武の話はまだ全然現実味を帯びていないのですか?
ええと、わたしもうろ覚えで申し訳ないのですが、申し出たのは中華系の企業だと聞いたように思います。
プライベートビーチを抱く大きなリゾートになるとかで、金武湾に面しているのかなぁと思ったのです。
一応予定地はもう返還済みなのかな・・・。

進展していない・・・。
そうですか、では確定ではないかもですね。
中城にある廃墟ホテルのように幻で終わるかもわからない・・・。
あ、廃墟ホテルもいよいよ撤去になるとか?(次々話が枝葉を広げてスミマせン・・・。)
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2015年06月02日 22:03
金武は長いこと行ってないなぁ。
何気にお店の外観も変わってるような感じだし、
たしか、開発が始まるはずだし、
いま行ったら、
別の街に行った気分にもなるかもなぁ~~!
Posted by す〜み〜☆ at 2015年06月03日 18:28
今目の病気治療中で、パソコンをなるべくジッと見ないようにしているので
せまるさんのブログ、見落としがないよう
何回かに分けて読まさせてもらいましたよ(笑)

この辺りはよくウロウロしていましたが、最近は通り過ぎるだけになってしまっています。
沖縄の中でもアメリカを強く感じる場所で
お目当てのお店を見つけても、ちょっと怖さを感じて入れなかったりしたこともありましたね~。

ポールダンスの女性の壁絵が懐かしい(^.^)

トーミーレストランはもうやってないのかな?
checkだけして行けてないお店の一つです。
Posted by ao-siro-kimidoriao-siro-kimidori at 2015年06月04日 16:45
す~み~☆さん

金武町にはご無沙汰でしょうか。
那覇から遠いですもんね。高速使っても結構時間がかかるし、一般道でトコトコ往復したら一日がかりになるかも?

お店の様子に変化がありますか?
わたしは初めての訪問だったので、何処を見ても異国情緒とノスタルジーを感じました。
やはり独特な雰囲気の街ですね。
開発って・・・新開地が?再開発されるんでしょうか。それは初耳・・・。
県外者の勝手な意見ですが、あまり触って欲しくないというか、画一的な街に変わって欲しくないなぁ。
壊してしまうのはいとも簡単ですが・・・。

あ、そういえば、再開発と言えば那覇は農連市場。
今年中には、ということですが、もう再開発が始まっているのかなぁ。。。
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2015年06月04日 21:25
aо‐sirо‐kimidоriさん

ごめんなさい、お目目療養中なのですね。
それなのにいつもの長い駄文・・・申し訳ないです。
ですが、見落とすことがないように、何回かに分けて・・・という丁寧なお心遣い、ありがとうございます。
嬉しくなりました。そしてどうぞお大事になさってくださいね。

流石ですね~。このディープな界隈をよくご存じのようです。
はい、なんとなく入店するのに勇気がいるような、そんな雰囲気のお店ばかり並んでいますよね。地元の方は普通に出入りされているのでしょうけど。

わたしが金武に行った真昼間、そんな時間なのに妙にしんと静まり返っていて、その静かさがかえって怖かったり・・・。

ポールダンスの壁画までご存じとは。
aо‐siro-kimidoriさんが金武を散策なさっていた頃と雰囲気が変わっていないでしょうか。
その時は何か目的があって?それとも町を歩いてみたくて?

トーミーレストランですが、今検索してみましたら、クチコミも2012年を最後に更新がないようですね。
何件か見つかったクチコミからは、店内は沖縄の普通の食堂の風情だったそうで。
わたしの画像の様子からも、もう営業している感じがないですね。
す~み~さんの仰る再開発が始まったら、この辺りはどうなっちゃうんだろう・・・。

あ、またしてもお喋りが長くなってスミマセン!
長々書いてナンなのですが(笑)
お目目が早く良くなりますように。
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2015年06月04日 21:51
うぇっふぇい(挨拶)
昆布山葵です。

お久しぶりにきてみました。

金武町は独特の空気感があって、ちょっと怖いですよね。沖縄県民といえど、金武町に縁のない人は、なかなかこのあたりをぶらついて遊ぶ機会も勇気もありません。

でも、海兵隊の軍人さんは意外とフレンドリーですよ。
ハイタッチしてみたら応じてくれたり、僕の超失礼なカタコト英語にも笑って応えてくれます。
前に、軍服着たボブサップ風の兄さんに『ヘイ!カムヒヤボーイ!ヘイ!YO !』とか言ってもにこやかでした。
ほら、会長はご存知でしょ?僕、外人さんと毎日のように会話しなきゃいけない職場にいるので。

金武町や嘉手納町など、外人さんの多い地域は夜中に出歩くと確かに危ないんですが、話しかけてみると案外仲良く接してくれるので、そこまで怖がる必要はないかと思いますよ!
Posted by 昆布山葵 at 2015年06月08日 17:20
うぇっふぇい
お久しぶりです…!
「最近のコメント」欄に昆布さんのお名があるのを発見し、まるで、まるで…
音信不通の恋人が目の前に現れたかのような驚きを感じております(迷惑な表現ですね)。

金武町の雰囲気は予想通りというか、真昼間に歩いてみても独特で、これが夜間だったらどんな様子になるんだろう…と。
那覇からは少し遠いし、お酒が入ったら車で帰れないし
…用事でもなければ「よし!今日は金武の街をぶらぶら歩きだ!」なんて計画にはならないのでしょうか。

ですがですが、そこは昆布さん。
いつの日か、その独自目線で金武レポしてくれたら嬉しいな。
意外とフレンドリーな海兵隊の方々との交流、それは昆布さんのキャラならではの?
ボブサップなお兄さんにそのカタコト英語は…勇気ありますね、とだけ言っておきましょう(笑)
ほんとに「カムヒア」されちゃったらどうするのでしょう。

はい、会長は昆布さんの御職場に押しかけてしまった経験者ですから。
頑張っていらっしゃるご様子、何よりです。
しかし外人さんと言っても…いろんな外人さんと、いろんな言葉でお話ししなくちゃいけないみたいだ。
昨今沖縄には近隣諸国の旅行者が多くて…正直びっくりしましたよ。お仕事上の御苦労もおありかと。

はい、わたしの2倍は背丈のありそうなガタイの良い外人さんにもにこやかに交流出来るような度胸と語学力を備えたいものです。
それにしても…今更ながら沖縄には、本島だけをとってみてもエリア毎にいろんな顔があるなぁってしみじみ。
南部と金武界隈は全く空気が違う。
やんばるから那覇に戻ってくると、ひとつの島、ひとつの県にいるとは思えない。
やんばるも都会もアメリカも琉球も珊瑚礁も…
なんでもアリで、びっくりおもちゃ箱。
好きです、沖縄。
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2015年06月09日 10:52
 
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