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2013年10月10日

解明!Tシャツ文字と、船の謎。

西崎で「日本最西端の碑」を拝むことができたわたしたちですが、ほんとにその地に立ったよ~という証明が欲しいところ。
有料ですが証明書を発行してくれると聞いていたので、ここは3人分、それぞれに名前を記入してもらおうではありませんか。
空港・お土産屋さんなどで手に入るらしいので、はがきを投函しに立ち寄った郵便局でおすすめのお店を尋ねてみます。
郵便局は久部良集落でしたが、祖納集落にあるお店を勧められたので、レンタカーで再び祖納へ。午前中に島へ来たときの出発点に戻ります。







解明!Tシャツ文字と、船の謎。

島の今風雑貨屋さん「one mahina(オネマヒナ)」。お店の名前は、ハワイの言葉で「月の砂」だそうです。ん、「星の砂」じゃなくて?でも素敵な響き。






移住された方がなさっているのか、もしくは、若い方がオーナーなのか、那覇の浮島通りにあっても違和感ないような洒落た一軒です。
店内は少し薄暗く(この日のお天気のせいもあるでしょう。)コンクリ打ちっぱなしのようなシンプルな内装に、陳列棚が並び、ぎっしりではなく、程よい感覚で商品が並んでいます。
Tシャツがメイン商品なのか、与那国に因んだモチーフ柄のものが種類も色々に。
ずばり、与那国島の地図をプリントしたものや、ハンマーヘッドシャーク、アヤミハビル(ヨナクニサン)をイラストした物まで・・・。

主人はTシャツを、わたしは手ぬぐいをそれぞれ購入。
そのTシャツに書いてあった謎の文章がこちらなんですが・・・。

あいぐはんきどぅ どぅるやびっかる

???どうですか?文意がお分かりになりますか?
わたしもずっと意味が分からず、主人がこのTシャツを着るたびに頭が謎だらけだったのですが、・・・本日、このブログを書くためにお店のサイトを見ていてその意味を初めて知りました(笑)。
与那国に伝わる島言葉だそうで、直訳すると「歩く足には泥がつく。」つまり・・・歩いた分だけ経験・出会いがある、と。一歩一歩があなたの宝物になる・・・そのような意味があるそうです。
うん、確かにそうかもしれませんね。歩かなければ何も起こらないし、始まらない。わたしももっと歩いて色んな泥を身につけなきゃいけないなぁ・・・と思わされるのでした。良い言葉ですね。








解明!Tシャツ文字と、船の謎。

お店の表にはわんちゃんがお客さんをお出迎え。・・・あれ、確かもう一匹いたはずだけど。何処行った?







お会計時にお店の方と少しお話を。
オーナーさんは、やはり移住してこられた方で、確か・・・大阪のご出身だったと記憶していますが、違っていたらごめんなさい。
グラスボートで見ることができる海底遺跡がオススメだけど、今日は波が高いから船が出ていないねぇ・・・とおっしゃります。わたしたち日帰りだから今回は残念ながらその機会がありませんでした。
海底遺跡もまだ深い謎に包まれたまま全容が解明されていませんね。ダイビングなんてとても無理だけど、いつかはグラスボートからでもその遺構を目にしてみたい。
(余談ですが。主人が社の呑み会でお世話になっているお店のママさん・・・。ダイビング好きで、偶然にも沖縄好き。石垣宮古は勿論、与那国も何度も潜っているそうです。別のお店にも、ブセナテラスがお気に入りで通われている方もおられることが発覚!・・・意外と岡山には沖縄ファンが多い?)


波が高い、といえば。
今日は大きな船がそのせいで入港できなかったんですよ、ともお話される。
よくよく伺ってみると、どうやら午前中からわたしたちが見ていたあの船らしい。






解明!Tシャツ文字と、船の謎。

青いスカートに赤の帽子(笑)。東崎から島の南側、わたしたちの移動とともに海上を進んでいたこの船です。







久部良や祖納に漁港はあるけど、大きな船は停泊できないらしい。そこで大型船は岸壁に横付けされるということなのですが、今日は悪天候で岸に接岸出来ないようで・・・。
この船は「にっぽん丸」という客船らしいのですが、本当は船客の方々は与那国島に上陸予定だったというのです。しかしそういったわけで今日は無理だということで、与那国島の周辺をぐるり一周して(船上から与那国の景色を堪能して(?))このまま那覇へと戻る予定に変更なのだそうです・・・。う~ん島を前にして引き返すのは残念無念ですよねぇ・・・。



そして翌日はわたしたちも石垣から那覇へと移動したのですが、那覇空港の到着口に、
「にっぽん丸御乗船のお客様」と書かれたパネルを掲げ、次の航海に案内される旅行社の方の姿がありました。
ということは・・・。
前日にわたしたちが与那国で見たあの客船が、那覇に戻ってきている?
空路と海路の違いはあれど、やだなぁ~わたしたちに付いて来たの!?(笑)とでも言いたくなるような偶然ではありました。




・・・あれから8ヶ月。今こうして思い返してみると、そんな些細なことも良い旅の想い出になってるなぁ・・・。



2013年2月22日。この日の午前に与那国に来て、夕方の最終便で石垣に帰りました。
もうちょっと最西端の島の想い出が残っています。
あと少しの与那国時間、どうぞお付き合いくださいね。






おまけ






解明!Tシャツ文字と、船の謎。

謎の文字Tシャツと、最西端の碑到達証明書です。
あれ、そう言われてみればTシャツには足跡が描かれていたんだ・・・。
証明書は一生の財産!置かれてるペンの下は実名が書かれていますのであしからず~。





















Posted by せまるはこがめ at 17:02│Comments(12)
この記事へのコメント
こんにちは!
オネマヒナです。
2月にはありがとうございました^^
与那国、満喫されましたね~!
そして、、、謎の文字…解決して何よりです(^^ゞ
また遊びに来ますね。
ふがらっさ☆
Posted by onemahinaonemahina at 2013年10月11日 11:57
うちも、もし、与那国に行ったら、
間違いなく、日本最西端の証、手に入れてるだろうな~(#´艸`)プププ

1週間ほど時間を取って、時計も携帯も宿に置いて、
デジカメだけ持って、
の~んびり過ごしてみたいです。
Posted by す〜み〜☆ at 2013年10月11日 12:45
最西端証明書?
それは記憶にないなぁ、買ってないと思う。
ケチだから(笑)
 >あいぐはんきどぅ どぅるやびっかる
県民ですが、まったくわかりません...
なるほど、散歩しろってことですね。
了解しました!
Posted by B_islander at 2013年10月11日 20:25
onemahinaさん

こんにちは!
わたしの拙いブログを読んでくださり、そして嬉しいコメントをありがとうございます。
もう少し上手くお店のご様子を記事にできればよかったのですが・・・。そして、半年以上を経過してのわたしの記憶違いがございましたら大変申し訳ないです。

主人はTシャツが気に入りまして夏の間愛用しておりましたよ。わたしの購入した手拭いは、荒波に立神岩がモチーフになった渋い逸品です。そう、「与那国」の文字が旧字体で書かれている印象的なものですね。
与那国の旅の想い出とともに大切な宝物になりました。
今回は急ぎ日帰りでしたが、次の機会には是非数泊したいです。見れなかった景色、行けなかった場所が幾つも出てきて心残りです・・・。
その際にはお店に再訪させてくださいね。
こちらにもお時間ありましたら来ていただけるととても嬉しいです。(更新頻度がのんびりペースですが・・・)
あ、「ふがらっさ」!この言葉、耳にしたことはあります。仰っていただけて嬉しい・・・でも意味わかりません~。
また謎の言葉が・・・ですね(笑)
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2013年10月11日 23:13
こんばんは~☆

与那国島は意外とお土産さんやショップが多そうですね。
もしかしたら、自分が思っている以上に観光客の方は訪れているかも
しれませんね。

与那国・・・
今年ではなく、来年の夏以降に行ってみようかな。
Posted by みるくざけみるくざけ at 2013年10月12日 18:47
こんばんは。
与那国の方言も難しいですね~。
素敵なTシャツと証明書ですね。 記念ですね。
せまるさん達と一緒に移動していたのは「にっぽん丸」だったんですね。
船の方は与那国に降り立つことが出来ずにザンネンでしたね。    にく子
Posted by 福のにくはら福のにくはら at 2013年10月12日 21:37
す~み~☆さん

あちこち彷徨されるのがお好きとおっしゃるす~み~さんなら、きっとこの最果ての島は居心地のよい場所であると思いますよ~。
そうですねぇ・・・確かに時計も携帯も必要ないかもしれない。そんなものと無縁の時間を過ごしたくなるかも。でも実際与那国でもスマホがスムーズに繋がるのは感動モノではありましたが(笑)。(そうそ、石垣↔小浜島間の洋上でも難なくサイトやツイッターにアクセスできたのは驚き!でした。)
ほんとに世の中便利になりすぎ(笑)。

最近「Dr,コトー診療所」DVDをレンタルしてきて見返しております。
毎回泣かされてしまう・・・。ベテラン俳優陣の流石の演技と、心にしみる台詞にBGM、そして与那国の風景が相まって、ひとつにまとまり、素晴らしい相乗効果となっていますね。す~み~さんもご覧になっていらっしゃいましたか?

60度の花酒「どなん」も有名ですね。・・・昔本島で買ったものがうちにもあるけどまだ未開封。日付を改めたら2005年だった!いい具合に甘~く熟成してるかも!す~み~さんには堪らないかも!(笑)
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2013年10月14日 21:14
B islanderさん

おや、Bさん節約家?それともBさんが与那国に行かれた当時にはまだなかったとか?Bさんは波照間にも訪問済だったことと思いますが、波照間には「最南端の地到達証明書」があったはず。じゃこれもきっと手に入れてないだろうなぁ・・・(笑)。勿体無いじゃありませんか。自慢できるのに~(笑)。

謎の与那国言葉、訳すとそういうことなんですって。ムズカシイデスね・・・。
口に出して発音してみると独特の響きだ。特に「びっかる」のとこなんか(笑)。
あららほんと、お散歩のススメだ。
Bさんはまさにこの言葉を日々実践なさっているわけですね(笑)。
これからも歩いて、歩いて~!(笑)。
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2013年10月14日 21:58
みるくざけさん

そうなんですよ、意外と与那国にはバラエティに富んだお店がたくさんあります。駆け足で島を回ったので、ゆっくり集落を歩いていないのですが飲食店も多くあるみたいで・・・。ほんとはもっと島の味を楽しみたかったなぁ。
移住者の方がされている焼き物の窯もあると聞きました。あとダイビングショップも多そうですね。
飲食店やお土産屋さんには個性的な与那国らしいお店もあるので行かれたら是非チェックなさってみてください!

はい、割と旅行者の方々が来ていると思いますよ。わたしたちが行ったのは2月でしたが、夏のオンシーズンには海底遺跡やダイビング目的のリピーターで島が賑わっているかもしれません。あ、あと「Dr.コトー診療所」のドラマファンの方々とか。
夏の輝く季節の与那国も経験したいけど、人が少なくて、最果て旅情をしみじみ満喫するなら夏以降のシーズンオフもいいかもしれませんよ~。
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2013年10月14日 22:20
にく子さん

難しいですねぇ、与那国の言葉。本島とも石垣とも遠く離れているが故に独特の文化を育んできたのでしょうか。かつては「渡難(どなん)」と呼ばれていたそうですね。それほど島へ渡るのが困難だったという・・・。
確かに石垣からの地図を眺めてみても、八重山のほかの島々は固まっているのに、与那国だけが孤立してぽつんと海の中にありますものね。
でも孤独なその姿が、何だか与那国の誇り高さとも思えて個性的な素晴らしい島でした。
Tシャツと証明書、想い出とともに大切にしますね。

「にっぽん丸」、ご存知ですか?豪華客船のようですが、日本各地を航海しているのでしょうか、たま~にこちらの新聞にも「にっぽん丸ツアー」の広告が載っていることがあります。沖縄本島から台湾航路など、そんな旅ものんびりといいなぁ・・・とは思うのですが、途中の八重山の島へは寄港しないようなのでずっと海の上なのはちょっと・・・です(笑)。
「にっぽん丸」、那覇の港にもよく停泊しているのかもしれませんね。
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2013年10月14日 22:46
>わたしたちに付いて来たの!?
すごい表現ですね
全く真逆ではないですかね…
Posted by 勤労青年 at 2015年07月10日 22:23
勤労青年さん

初めまして。
2年前の記事にコメント下さってありがとうございます。
ほんとです。今もう一度自分で読み返してみましたが…
仰る通り「わたしたち」の方が、後から那覇入りしたわけで…
よく考えもせず、読み返しもせず曖昧なことを書いてしまっていました。
仰って下さらなかったら、ずっと気がつかないままでした。
ご指摘ありがとうございました。
Posted by せまるはこがめせまるはこがめ at 2015年07月11日 21:34
 
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