2024年10月10日。
この日最初の目的地は今帰仁村にある長浜ビーチ。
ナビに導かれてレンタカーは到着したけど果たしてこの場所で合ってる?
シーズンオフゆえ誰もいない。晴れ予報だけど少し陽は翳り気味。想像していたより淋しい印象ではあるけれど…
左右を岩場に囲まれてこぢんまりしたビーチなのですね。
向かって右手の岩場に先程から鳥が飛んで来ては窪みに入ってゆく。おうちがここにあるのでしょうね。寝食子育てをこの巣の中で行っているのかしらん。
ビーチとしてオープンする夏には地元の方々で賑わう場所と聞きましたが、この日はほんとうに静か。そして砂浜エリアが思ったより狭いので、遊泳ビーチとしての印象が薄いかな。
向かって右手の岩場の向こうにもビーチが広がっているから、長浜ビーチとしてのメジャーなエリアはあちらになるのかもしれませんね。
あ、雲が流れて陽が差してきた。海も色を変えるね〜。翳っていた時間はiPhoneでテキト〜に撮っていたのだけど、鮮やかな色が出てきたので急いで一眼レフを準備、構える。
蛍光ブルーのグラデーション、ほらほらこれぞ沖縄の海の真骨頂。真夏の色には敵わないけれど充分きれいじゃないですか。
目を凝らせば水平線上にはうっすら島影。結構山がちな島が浮かんでいる。伊是名か伊平屋か。いつか訪問してみたい島々ですがアクセスがね、ハードル高いんですよね。
島にもよりますが、八重山諸島へ飛ぶよりも時間かかるんじゃないかな。那覇からだったらまず本部町までが遠い。運天港だっけ、そちらから船に揺られて1時間弱だそうな。船便数もそう多くないようだし。
だけどまだメジャーではないからこそとびっきりの海や自然が守られているかと思います。那覇空港へ降りる機内から見る周辺海の美しさは絵にも書けない宝石のような輝きで。
…と、まだ見ぬ島を巡る夢想に身を任せていたところ、主人から無粋な要求の言葉が耳に届く。
それは…お手洗いだそうな…
仕方ない、移動しますか。
時刻は午前11時半。まだそんなにお腹空いていないけど、予め予定していたお店に向かうことに。
場所は長浜ビーチから近く、多分迷うことなく到着出来ると思うなぁ〜。
難無く見つけた。ここじゃ〜。
玉城天ぷらさん、一応パーラーの体なのですけどイートインの為のテーブルがあって(この画像には写っていませんが)安心のお手洗い完備。足元はビーチの延長のような白砂ですけど。
こちらの天ぷら屋さん、オープンしてまだ1年も経っていない新店。
オーナーの玉城さん、天ぷら好きが高じて奥武島の「大城天ぷら」さんで修行されたそうな。
この日は他に1組お客さんがいらしただけでしたが、ご近所さんがテイクアウトするのにもうってつけでしょうね。
何にしようかなぁ〜とちょっと迷ってから、用紙に希望を書き書きしてオーダーを通します。
暫く後に揚げたてほかほかの天ぷらが登場〜。
もずく、あーさ、田芋ペースト、紅芋ペーストを主人とシェア。
調味料も各種揃っていて味変も思いのまま。背の低い赤い蓋のものはタバスコさん?殿さんだったら天ぷらに何振りしちゃうだろうか。
はふはふ〜あちち!
もっちりしたもずくにほんのり潮の香のあーさ、2種のペーストはそんなに味の違い分からなかったような。
朝ビュッフェで満足しているので、旅のお昼ごはんといってもこんな感じでノープロブレムなんです。せまるたち、もうそんな年齢なのですよ(笑)
まぁ主人はその後多少の空腹を覚えたそうですが…
食べるより、ドライブや景色鑑賞がメインになりつつある熟年夫婦の沖縄旅、まだまだまだまだ序盤です。
つづく。